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名古屋大学太陽地球環境研究所

住所:〒464-8601 名古屋市千種区不老町
URL:http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/
所長:藤井 良一
所長の専門:太陽地球系科学
研究所の概要
太陽地球系の構造とダイナミックな変動を研究する、全国でただひとつの共同利用研究所です。1990年に設立されたこの研究所は、4研究部門から成り、室内実験や地上/人工衛星観測、さらにこれらのデータと理論/モデリング手法を組み合わせ、太陽からのエネルギーが引き起す変動を、定量的に解明する努力をしています。全国に配備された附属観測所、重点プロジェクト研究を推進するためのジオスペース研究センターも有し、世界の研究機関と学術協定を結んで、太陽と地球の関係を知ろうとしています。

研究内容・特色
  1. 日本最大級の電波望遠鏡を使って、太陽から吹き出しているプラズマの風(太陽風)の研究。太陽フレアによる宇宙線加速過程の研究。
  2. 太陽風と地球磁場の相互作用で作られる電磁気圏、電磁気圏と地球大気との関係、さらに電磁気圏内でのエネルギーの流れの研究。
  3. 高性能レーザー技術を使った実験や、大気微量成分を測定する先鋭的観測を通して、太陽活動と人間活動が大気に及ぼす影響の評価。
  4. 世界からリアルタイムで集まる人工衛星/地上観測データとコンピューターシミュレーションを用いる、「宇宙天気」の基礎研究。

最近の成果
太陽からは光だけではなく、電気を帯びた粒子も地球まで飛んで来て、オーロラを起こしたり、地球の磁場を乱したりします。この10年くらいの研究により、太陽-地球空間でのエネルギーの流れと、途中の変換過程が少しずつ分かってきました。太陽から出たエネルギーが地球まで届くまでに、物理状態の異なる複数の領域を通過して来るので、領域間での相互作用の基礎プロセスを理解することが大事です。最近の研究結果によると、地上からわずか100 kmの電離圏の状態も、こうした全エネルギー過程に敏感に反応していることが発見されています。また、それぞれの領域内でも、太陽系外惑星、太陽風速度モデル、電離圏プラズマバブル、オーロラ微細構造などについて、ユニークな成果が発表されています。

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