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東京工業大学資源化学研究所

住所:〒226-8503 横浜市緑区長津田町4259
URL:http://www.res.titech.ac.jp/cgi-bin/index-j.cgi
所長:吉田 賢右
所長の専門:生化学、分子生物学、生物物理学
研究所の概要
資源化学研究所の発祥は、加藤与五郎教授がアルミナの新製法に関する特許実施料を東京工業大学に寄付されたことに始まる。正式には昭和14年2月に東京工業大学附置研究所として出発し、「資源に関する学理及びその応用の研究」を目的とし、設置された。昭和29年には、燃料科学研究所と整備統合された。この統合以来50年となるが、その間に、6部門研究施設が増設され、現在は13部門、1研究施設の構成をもつ化学の総合研究所として、多くの業績をあげている。

研究内容・特色
通常の教育を担当する組織では、類似の分野の教員が集まっているが、資源化学研究所では、13部門(12教授、12准教授、1講師、1客員教授、1客員准教授)、1研究施設(1准教授)と小規模ながら、有機化学、無機化学、物理化学、分光化学、生化学の理学的色彩の強い化学の分野から、基礎化学で得られた成果の実用への展開を中心にした触媒化学、高分子化学、材料科学、生物工学などの応用的研究、更には、化学反応を工業レベルで実施していく化学工学と、そのカバーする分野はきわめて広く、またそれぞれの分野の中で更に様々な研究が展開されている。
この異文化集団の協力基盤の上に、各部門がそれぞれの専門領域で世界の第一線で活躍し、新分野を開拓している。こうした附置研究所のみで可能な研究体制のもとで、各部門の自立性が重視され、それに応えて、歴代の教授・助教授陣は助手や学生の協力を得てきわめて大きな成果をあげている。白川英樹博士のノーベル化学賞の研究もこうした土壌から生まれた。平成17年度の外部評価では「資源化学研究所では研究が活発に行われており、研究水準、達成度も一流であり、最近3年間の進展も印象的である。」と評された。
最近の成果
高度情報化社会を支えてきた半導体微細加工技術の物理的限界が指摘される中、物質が自然にナノ構造を形成する“自己組織化プロセス”を採り入れた材料作製が注目を集めている。相反する性質をもつ高分子を連結したブロックコポリマーが示すミクロ相分離によるナノメートルスケールの規則構造形成は古くから知られている。新たに設計した両親媒性と液晶性を兼ね備えたブロックコポリマーが、薄膜内に数ナノメートル直径の親水性シリンダー状ドメインが周期数十ナノメートルですべて垂直配向する極めて規則性の高いミクロ相分離構造を形成すること見出した。このナノ規則構造薄膜をテンプレート(鋳型)として、さまざまな異種材料への転写・複合化プロセスの開発を行っている。テラビット級の高密度情報記録媒体や生体高分子の分離膜への応用や相反する物質を規則的に複合化した新奇材料の創出を期待している。



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