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> 東京医科歯科大学生体材料工学研究所
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第1部会
第2部会
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全国共同利
住所:〒101-0062 千代田区神田駿河台2-3-10
URL:
http://www.tmd.ac.jp/i-mde/www/
所長:山下 仁大
所長の専門:バイオセラミックスの基礎及び応用研究
研究所の概要
本研究所は、近未来の先進医療を支える科学技術の世界的な最先端研究拠点として、バイオマテリアル・バイオエンジニアリングに関する基礎理論の構築および最先端素材の創出を図ると共に、創薬から医用デバイスを包含する先導的応用研究に取り組んでいます。
研究内容・特色
主な研究プロジェクトとして、
疾病に関する分子情報の集積や機能分子創製による、先端医療ナノバイオサイエンス、
バイオインスパイアード・マテリアルの創製と応用研究、
バイオシステムエンジニアリングの先端医療への応用研究を推進しています。
最近の成果
脱細胞化組織による再生医療
生体組織から宿主の細胞を取り除き、再生医療のための足場材料として用いる方法が考案され、心臓弁や皮下組織などで臨床応用されています。分子制御分野では、高圧処理を用いた新しい脱細胞化法を開発し、種々の組織への適用を図っています。特に、角膜については、従来用いられている界面活性剤による洗浄では不可能とされていましたが、我々はこれに成功し、動物実験でも優れた成果を得ています。本学眼科と共同し、臨床応用を目指しています。
Figure. Photographs and H-E staining of the non-treated (upper) and decellularized (lower) corneas implanted in rabbit eye after immediately (A), (E), four (B, F) and eight weeks (C, D, G, H). Scale bar 2mm (A-G), 50µm (D, H).
ナノゲル工学による新規ドラッグデリバリーシステムの開発
有機材料分野では、新規なナノキャリアとして、ナノサイズの自己組織化ゲル微粒子(ナノゲル)を開発しました。ナノ微粒子とゲルの特性を合わせ持つナノゲルは、リポソームや高分子ミセルに続く新規なDDSとして注目されています。テーラーメイドな機能性ナノゲルやナノゲルをビルディングブロックとした新規ヒドロゲルマテリアルの設計技術(ナノゲル工学)を駆使して、癌免疫療法に適したナノゲルキャリアーや再生医療用マテリアルの開発を行っています。
生体認識素子を利用したバイオスニファ
計測分野では酵素や抗体を匂い分子の認識素子として用いる選択性に優れた各種匂いセンサ(バイオスニファ)の開発に成功しました。応用例として、口臭の客観的評価、代謝能の評価や疾病診断、生活環境中の揮発性有機化合物の検知などに利用できます。またヒトが検知できない揮発性化学成分を利用したセキュリティーシステムの開発も進めています。
酵素・免疫反応を利用した匂い計測
(Analyst, 130, pp1490-1494, 2005;
英国Online Nature-news, Oct 21 2005掲載)
オンチップ・セロミクス計測技術の開発
情報分野では、「生命システム」が持つ機能を、チップ上に構成的に細胞を組み上げることで構築することを目指しています。心筋細胞を環状に繋げることで「リエントリーモデル」を再現したり、神経細胞ネットワークを構築することで「記憶モデル」の再現に成功しています。いま、この技術を用いて、ヒトの薬物に対する応答を予測する創薬支援システムの構築を目指しています。
Biochem Biophys Res Commun 356(2):470-475 & 494-498, 2007.