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東京大学素粒子物理国際研究センター

住所:〒113-0033 文京区本郷 7-3-1
URL:http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/
センター長:駒宮 幸男
センター長の専門:素粒子物理学実験
センターの概要

東京大学素粒子物理国際研究センターは、エネルギーフロンティアでの素粒子物理研究の日本における中核的拠点として、欧州原子核研究機構CERNの世界最高エネルギー衝突型加速器(コライダー)を用いて、物質の根源である素粒子とその相互作用を研究しています。
2000年末に運転終了した電子・陽電子コライダーLEPでの成果をふまえて今年(2008年)開始される最高エネルギー陽子・陽子コライダーLHC(右写真)を用いた国際共同実験ATLAS(下図)での成果が期待されています。



研究内容・特色
エネルギーフロンティア加速器という世界でもユニークな実験施設を使って、宇宙の基本原理を探る研究を行っています。前人未踏の高エネルギー反応においては、素粒子物理や宇宙物理の標準理論を超える新しい現象の発見が期待されます。LHCでは、素粒子の質量の起源と考えられるヒッグス粒子や、宇宙に大量に存在する暗黒物質の謎を解く超対称性粒子の発見への期待に、世界中の注目が集まっています。LHCで得られる膨大なデータを世界中で協力して解析するため、地域解析センター構築に向けて研究を進めています。
一方、世界最高強度のミュー粒子ビームと新しい素粒子測定技術を用いて、ニュートリノ質量の謎に挑むミュー粒子稀崩壊実験がスイスPSI研究所で開始されました(右写真)。次世代の最高エネルギー電子・陽電子衝突の「国際リニアコライダーILC」計画
など、更に将来に向けた開発も推し進めています。

最近の成果
  • ヒッグス粒子が陽子のおよそ120〜200倍の質量を持つことを決定しました。
  • 超対称性が存在すると力と素粒子の大統一が超高エネルギーで実現することを示しました。
  • 素粒子は3世代しかないことを決定しました。
  • 超対称性粒子の探索により軽い暗黒物質粒子に強い制限を付けました。
  • ゲージ粒子の精密測定からトップクォークの質量を予言、発見に導きました。
  • MEG検出器が完成し、実験を開始しました。
  • ATLAS検出器が完成し、LHCの稼動を待っています。


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